国際福祉体験実習

2008年度には、マニラにあるシャルトル聖パウロ修道女会の経営するセントポール大学を拠点に研修を行い様々な奉仕活動の見学や参加を通じて、国際ボランティアの意義を学びました。

第1回『フィリピン・ボランティア研修旅行』報告 団長 半田芳吉

フィリピン・ボランティア研修旅行の写真
フィリピン・ボランティア研修旅行の写真
フィリピン・ボランティア研修旅行の写真

 昨年、総合福祉学科の海外研修のための現地視察を経て、この2月15日から27日までの13日間、第1回『フィリピン・ボランティア研修旅行』を実施することができました。学生6名、教職員3名の計9名の参加者でした。研修拠点は、St. Paul University Manilaで、支障もなく研修を終えることができました。以下簡単な報告をさせていただきます。
 先ず、学長Ms. Medina先生、副学長Sr. Flor先生はじめ、大学スタッフの皆さんに並々ならぬご指導とご協力をいただきましたことに感謝したいと思います。
 副学長Sr. Rosanne先生のファンデーションであるMisereor Villageの活動(ピナツボ火山爆発による被災者への生活支援・教育活動)への参加(2泊3日)、Sr. Evaが行っている貧しい小さなコミュニティでの医療活動拠点「Our Lady of Peace Hospital」の見学とAeta Community(山岳民族の生活支援と医療・教育活動)への訪問(1泊2日)、大学構内でのプログラムであるDrop-Inn Center(貧しい母子への食事提供と養育生活支援)と日曜日毎に実施されるSunday Feeding(ホームレス約300人への食事提供)に参加しました。その他、シャルトル聖パウロ修道女会に関連するSPC HeritageやVigil house(介護施設)、そしてSPC Pasig校を見学するとともに、フィリピンの歴史を博物館や市内観光で学ぶことができました。
 学生の中には、「これは大変な所に来てしまった」と思った者もいたようで、「すぐに帰りたい」という気持ちが頭をかすめた学生もいたとのことです。が、貧しい生活環境ではあっても、明るい元気な子どもの姿や母親たちの近隣での密接な支え合い、助け合い、それらを見守り支援する献身的なシスター達の活動から魂がゆさぶられて、本来もっている健康性を見出し、生活や福祉の原点を学んだようです。異国の文化に触れて自己を発見し、気づかされたのは彼女らにとって大きな収穫でした。
 なお、この研修の実施に際して、マニラでボランティア活動をされている白百合学園関係者の大竹真砂子先生に大変お世話になったことを、御礼を込めてここに記したいと思います。
 今後の両国学生の相互交流の必要性を強く感じた研修旅行でした。