石澤良昭氏(元・上智大学学長)講演会を開催

2019.12.24

20191222日(日)、14:00から16:00、仙台国際センターにおいて、仙台白百合女子大学図書館・地域貢献研究センター主催「国際ボランティア活動をアジアの現場で30年 ――人を育てアンコール遺跡を守る:救うのは遺跡も人間も――」という演題による、石澤良昭先生の講演が開催されました。

石澤良昭先生は、元上智大学学長で、現在上智大学アジア人材養成研究センター所長です。
先生のご専門は東南アジア史。30年以上にもわたり、カンボジアの世界遺産アンコール遺跡の保存・修復に力を尽くされ、現地で修復職人を育てるとともに、研究したいカンボジア人の学生を日本に呼んで、日本語・英語(あるいはフランス語)の習得から専門研究の学位をとって母国の研究者になるまで人材を養成するというボランティアを続けていらっしゃいます。
内戦で傷ついていた民族の誇りを、アンコール遺跡をとおして取り戻すことができたという長年にわたる奉仕活動が認められて、2017年、アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞なさいました。
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講演会では、270人以上の方がご来場くださいました。先生がカンボジアに興味をもたれるきっかけとなった、学生時代の恩師ポール・リーチ神父様のお話から、国際奉仕活動のありよう、そしてアンコール・ワットの石がどのように運ばれて積まれていったのか等といったミステリーの解明まで、多岐にわたるお話がスライドによって展開され、時間の経つのを忘れてしまうくらいでした。
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強靭な精神力と優しさを兼ね備えた先生のお人柄をお話から窺うことができましたし、いわゆる「共生」の大切さとすばらしさを実感することもできた講演会でした。
石澤良昭先生、ありがとうございました。