学部・学科案内

人間発達学科 Department of Human Developmental Science 人間の生涯をトータルに眺める広い視点を養う

人間発達学科

人間は、生涯にわたって学び続ける動物だといわれています。
そして、その基盤形成には、乳幼児期・児童期の保育・教育がきわめて重要な役割を果たしています。
人間発達学科では、人間の発達を、乳幼児期・児童期の子どもの保育・教育に焦点をあてて学ぶことができます。

学科長メッセージ

教育・保育の専門家を目指す皆さんへ

学科長 遊佐 重樹

 目を輝かせた子ども達に囲まれながら、彼らの長い人生の最初の人格形成に関わることは、とても尊く、やり甲斐のある仕事です。人間発達学科は、様々な職場で子どもの成長を支援し、教育する専門家の育成を目指しています。人間科学としての教育学・保育学を学ぶとともに、子ども達の発達を支える知識や技能を実習で習得し、資格を得て、将来は多様な進路が開けています。専門職として、またひとりの人間として必要な使命感や責任感を身につけ、愛情豊かで高潔な人間になるべく、充実した学生生活を送っていただきたいと願います。
 私は小学校や幼稚園の教員を目指す学生に英語を教えています。英語が苦手な学生も、教える立場になると色々工夫し、モティベーションを持って主体的に取り組む姿を見てきました。実習から戻った学生達の見違えるような変化も忘れることができません。実は私は社会人を経験した後、アメリカに留学しました。働いているうちに初めて勉強したい気持ちが湧いてきたのです。
 人生は思いがけない展開の連続です。子ども達に教えるつもりが、実は教わってばかりであることに気づくでしょう。みなさんにも想像をはるかに超える未来が待っています。大きな可能性を秘めている学問を一緒に学んでみませんか。

学科の特徴

特徴1幼児・児童に対する英語教育を学習できます。

教育学や保育学の専門家だけでなく英語領域の専門家もおり、
幼児・児童に対する英語教育について、英語が苦手な方でも自然に学習できるようになっています。

特徴2つねに現場に参加しながら子どもの発達について学びます。

小学校教諭、幼稚園教諭、保育士になるためには、教室の授業での学びに加えて、
1、2年次にも実際の現場で子どもと関わり合う一日観察実習を行います。これを積み重ねて3年次に長期間の実習に臨んでもらいます。

特徴3幅広い専門知識・技能を身につけながら、免許・資格取得をめざせます。

たしかな子ども理解に基づく実践力を備えた小学校教諭、幼稚園教諭、そして保育士をめざすことができます。
そして、子どもの未来を子どもと向き合って、子どもの立場から考えていきます。

ゼミの紹介

《佐野ゼミ》 子どもの主体的な活動を育む保育教材の研究

子どもの興味や関心を高め、主体的な活動に導くための保育教材研究を通して、子どもの学びをどう支援するかについて考察していきます。ゼミでは、様々な保育教材を自分たちで開発し、幼稚園や保育所、幼保連携型認定こども園などに赴き、保育の経験を通して実践的知識、技能を養いながら研究に取り組んでいます。

《岡ゼミ》 子どもの学びをめぐる多様な研究

活動の三つの柱は、ゼミでの学び方や教育問題の考え方に関する文献の講読、学校や資料館など教育関係施設の見学、学力や教育法など自ら選んだテーマに基づく卒業論文の作成です。互いに関連するこれらの活動を通じて、ゼミ生同士が切磋琢磨しながら、子どもの学びに対する知見を深めています。

理念・方針

教育研究上の目的

人間発達学科は、本学の教育理念であるキリスト教の愛の教えに基づき、保育学・教育学・心理学などからのアプローチによって、人間の発達、特に乳幼児期・児童期の子どもの発達を探究し、子どもを理解・支援・教育する能力と知識を持つ、保育者・教育者を育成することを目的とします。

子ども発達専攻 Major in Child Development

 人間発達学科子ども発達専攻では、1年次に大学の共通科目のほか、学科・専攻の必修科目として、大学で4年間学んでいくための基本的な技法を身につける「共通基礎演習」、子どもと保育・教育についての学びを通して、自ら調べ、考え、そして表現する力を養う「子ども総合セミナー」を実施します。そして、これら1年次に学んだことをベースに2年次から初等教育コースと幼児教育コースに分かれて、子どもの保育・教育に関する幅広い専門知識・技能を身につけながら、それぞれの免許・資格取得をめざします。

【2年次から】初等教育コース

小学校の教育現場に触れながら学びます。

 人間発達学科子ども発達専攻初等教育コースは、児童期の子どもを主な対象として、小学校教諭一種免許状を取得することをめざすコースです。少子化が進み、社会や子どもたちの成長する環境も大きく変化するなかで、現在の小学校教育では子どもたちへのきめ細やかな指導が必要とされています。そこで、本コースでは心理学や発達関係の科目を充実させることで、より深い子ども理解のあり方を学びます。また、教育現場を理解するために1年次から小学校に出かける機会も準備しています。教育現場と大学の間での往還的な学習を通して、即戦力となる小学校教諭を育てます。

【2年次から】幼児教育コース

幼稚園・保育所で即戦力となる保育者を養成します。

 人間発達学科子ども発達専攻幼児教育コースは、乳幼児期の子どもを主な対象として、子どもの立場にたって保育にあたることのできる保育者を育てることをめざしています。乳幼児期の子どもを保育していくには、子どもの発達の理解が重要になります。本コースでは、発達心理学や発達障害論などの科目を通して、子どもの発達を多面的にとらえることのできる力を養います。また1年次の段階から幼稚園や保育所に出かけて子どもたちとふれ合う機会を設け、保育現場に根ざした実践力のある保育者を育てます。子どもの気持ちをふまえた保育実践ができるよう、模擬保育を実施しています。本コースでは、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格を取得することができます。