グローバル・スタディーズ学科

砂澤 健治教授

専門分野
英語学、中世英文学

Profile

  • 血液型:O型
  • 出身地:仙台市
  • 趣味:スポーツ観戦、音楽鑑賞
  • 子どもの頃の夢:科学者になること
  • 高校・大学時代の部活動:卓球部・ギター部
  • 好きな音楽:クラッシックから演歌まで
  • 好きな映画:ヨーロッパが舞台の映画
  • 好きなテレビ:ナマイキTV、世界遺産(TBSテレビ)
  • 好きな著名人:夏目漱石(作家・英語教師)
  • 好きな食べ物:アイスクリーム
  • おすすめの本(自著以外):ウィークリー著『ことばのロマンス』(角川文庫)

教員を目指したきっかけ

1980年代は、科学技術の目覚ましい発展と相まって、日本がますます国際化していく時代でありました。高校では、英語学習が重要視され、英語と仲良くすることが当然であるかの風潮さえ感じられました。そのような中、私は大学進学で英文科を選び、英語漬けの毎日が始まることになりました。当時は、商社・貿易会社で仕事をしたいと思い、主として実用英語を中心に勉強しました。しかし、気がついてみると、英米文学や英語学の方に興味の対象が移っていました。英語教員にまでなったのは、学部では担任、大学院では指導教授であった、きびしいけれどユーモア溢れる恩師の人柄に惹かれたからだと思います。

主な研究テーマ:「中世英国の言葉と文化」

高校時代、日本の古典(古文・漢文)が好きだったこともあり、大学でも英語の古典に挑戦したのがきっかけでした。語学的アプローチとして、当初は英語史や史的言語学(言葉の歴史的変化)を中心に学びました。しかし今では、英国中世時代の文学作品、とりわけ Geoffrey ChaucerのThe Canterbury Tales『カンタベリー物語』を極めることが当面の課題であり、私のライフ・ワークということになります。

主な担当科目

主な担当科目は「英語ⅠA・ⅠB」「イングリッシュグラマー」「言語文化論Ⅰ・Ⅱ」などです。

ゼミナールの内容

3年生のゼミでは、まず前期にイギリス入門として、United Kingdom(U K)の4つの地域について映像を用いて学びます。また、後期には、英国の歴史について、政治や社会制度のみならず文化史的な観点からも幅広く学習します。 4年生のゼミでは、ヨーロッパの歴史と文化について、名所旧跡や世界遺産などの観光地のみならず、食や服飾をトピックに、年間を通して深く掘り下げた学習を行います。特に、後期には受講者全員にヨーロッパの国または都市に関する研究レポートの提出を課しています。年度末には、それらをファイルしたものを小冊子に仕上げ、ゼミ生全員に配布します。学生たちからは、毎年、貴重な卒業記念になったと大変喜ばれています。