カトリック研究所は2025年度第1回 研究会を開催しました
「戦前のカトリック女性団体「日本姉妹会」について」(発表者 佐藤和賀子先生)
本学の附属研究機関カトリック研究所は本年度第1回研究会を5月24日に開催いたしました。
発表者の佐藤和賀子先生は本学の元非常勤講師、現在はカトリック研究所の客員研究所員です。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(文学)。近著に『戊辰戦後の仙台藩〈家老〉一族 坂家のファミリーヒストリー』(吉川弘文館2024年)、共著に『東北キリシタン探訪』(教友社2024年)などがあります。女性史の研究者として『仙台市史』『岩沼市史』の編纂事業に関わり、近現代女性史の研究と執筆に取り組まれておられます。
今回の研究会では「戦前のカトリック女性団体「日本姉妹会」について ─会誌『姉妹』に関わった宮城の女性たち─」のテーマで、「日本姉妹会」の活動を会誌『姉妹』から分析し、さらに『姉妹』に関わった宮城の女性たちの戦前・戦後を丁寧にたどった実証的な研究成果を発表されました。

