「次年度の授業実施方針」について

「次年度の授業実施方針」について

2021年3月1日

在学生(ならびに新入生)の皆様へ

学長 矢口 洋生

 2021年度4月から始まる授業の実施方針として、「対面授業を基本とする」ことをお知らせいたします。
 2020年度は、1月の感染者の発生に伴い、前期は遠隔授業のみ、後期は対面授業(一部遠隔授業)を行ってきました。この件につきましては、学生・保護者の方々からさまざまなご意見をいただきました。コロナ禍において最優先しなければならないのは学生の健康を守り、同時に、勉学のための落ち着いた環境を確保することと考え、関係部署等で検討を重ねて対応してまいりました。コロナウイルス感染症が完全に収束したわけではございませんが、感染予防措置を講じたうえで、2021年度の授業は「対面授業を基本とする」ことを実施方針として準備にあたっていることをお知らせいたします。
 この実施方針決定の要因として、①感染者数について改善の傾向が継続して見られること、②最新の知見から感染防止のために注意すべきポイントが明らかになりつつあること、③コロナ禍に対応した学内の学修環境準備が進められていること、④本学内での環境に起因する感染が起こらなかったこと、⑤ワクチン接種が可能になっていることなどが挙げられます。

 2021年度は対面授業を基本といたしますが、感染防止の観点から、教室の収容人数を制限するため一部の授業は遠隔授業になる場合もございます。また、感染状況が再び拡大するような事態に至った場合、授業実施方針を変更することがあります。この点につきましては、ご理解いただければ幸いです。
 対面授業を実現させるためには、教職員はもちろんのこと、学生の皆様の日常での感染防止対策の徹底が不可欠となります。授業開始前のガイダンス期間および初回の授業時には、あらためて大学として感染防止策をお伝えいたしますが、安全・安心の勉学の場をともに作りあげるため、今後ともご協力をお願いいたします。
 「対面授業」は教室での受講を前提とするものですが、感染によって重症化する基礎疾患を有するなど、特別な事情をお持ちの方について、合理的な範囲で特別配慮を行うことが可能です。該当する方は、教務課または所属する学科(長)にご相談ください。

 感染状況や個々人の健康状態によって、オンラインによる遠隔授業を受ける場合が生じるかもしれません。大学にて貸し出し用のパソコンは備えていますが、ご自分の通信機器を備えておくと格段に便利です。新規にご用意される場合は、下記のスペックを推奨しますので、購入の際には参考にして下さい。

【Windows機の場合】
CPU : Intel Core i3/i5/i7 または AMD Ryzen 3/5/7
メモリ:4GB以上
ストレージ:256GB以上(SSDが望ましい)
OS:Windows10 Home/Pro
ネットワーク:Wi-Fi対応
周辺機器:カメラ(本体非搭載の場合)、ヘッドセット(マイク付き)

【apple機の場合】
CPU:Core i3/i5/i7
メモリ:4GB以上
ストレージ:256GB以上(SSDが望ましい)
OS:MacOS 10.9以降
ネットワーク:Wi-Fi対応
周辺機器:カメラ(本体非搭載の場合)、ヘッドセット(マイク付き)

*ノート型で頻繁に持ち運びをする場合には1kg前後が望ましいです。4年間保証を付けると安心です。
*Microsoft Officeについて: 本学では、在校生に対してディスクトップ版Office365(Word、Excel、PowerPoint、Access)を無償で提供しています。