「二十歳のお祝い」を開催!

1月8日(水)12:20より記念館にて、二十歳のお祝いが開催されました。

 まず、グローバル・スタディーズ学科の小形美樹先生より「人生の節目の儀式と大人になるということ」をテーマに、、源氏物語や伊勢物語に記述された成人に関するエピソード、和装の正装、海外の通過儀礼やキリスト教絵画に描かれた儀式について、お話をいただきました。

 また、小形先生がOL時代に研修の講師から教わった「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」という言葉を参加者に贈りました。

 最後に「皆さんもぜひ年齢ではなく、大人としての振る舞いができるように、本日の20歳のお祝いセレモニーをきっかけに成長していただきたい」と締めくくられました。

 次に、加藤美紀学長は新成人を祝し、家族への感謝を述べるとともに、スイスの哲学者カール・ヒルティの言葉「あなたの身の上に最善のことが定められていると固く信じてください。あなたの心が安らかであれば、すべての悩みを免れるでしょう。その時がやってくるならば、力強い助けが突然現れて、あなたの愚かな悲しみを思いがけなく取り去るでしょう」を引用し、未来への不安に対し、神様が一人ひとりのために一番よい道を備えてくださっているので、安心して力強い一歩を踏み出してくださいと励まされました。

 また、世界の平和に貢献するためにはまず身の周りから平和を生み出すことが重要であると述べ、アシジの聖フランシスコの「平和を求める祈り」を捧げました。

 最後に、二十歳を迎えた学生に加藤学長よりロザリオブレスレットが贈られ、厳かな中にも和やかなひと時を過ごしました。