心理福祉学科

志水 田鶴子教授

専門分野
社会福祉学、ソーシャルワーク

Profile

  • 血液型:B型
  • 出身地:秋田県
  • 趣味:うちのワンズを撫でまわすこと
  • 子どもの頃の夢:保育士
  • 高校・大学時代の部活動:大学時代はゲートボールサークル
  • 尊敬する人:芳賀 博先生(現在は佐久大学客員教授 研究の基礎と研究者のあり方を教えてもらいました)
  • 休日の過ごし方:家事
  • 好きな音楽:サンボマスター(「できっこないをやらなくちゃ」を聴きながら、博士論文を執筆していました)
  • 好きな映画:ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜、ドリーム
  • 好きなテレビ:今は朝の連続テレビ小説「あんぱん」
  • 好きな著名人:サンドウィッチマン、さまぁ〜ず、チームナックス
  • 好きな食べ物:骨がついている部位(肉も魚も)、マンゴーかき氷
  • おすすめの本(自著以外):奥田英朗の作品

社会福祉 支援

高校生の時に、姉が福祉事務所に実習に行き、様々な事情によって自分らしい生き方ができない人がいるということを教えてもらい、そこから社会福祉に興味が湧きました。大学で勉強しているうちに、病気がきっかけで支援が必要になる方に関心を持つようになり、ソーシャルワークを学びました。それが一生の仕事になりました。2001年に高次脳機能障害者の方と出会い、大きな事故や病気によって生命の危機にさらされ、やっと回復したのに、目に見えない障害が残り、それが生活だけでなく、人間関係に大きな影を落とすことを知り、“見えない障害”を抱える方々の支援をするようになりました。関わってみると、みなさん人間として魅力的な方が多く、いろいろなことを教えてもらいました。“見えない障害”に対して、ソーシャルワークの視点から支援を行うことで、自分らしい生活を取り戻すために役割が果たせないかと思い、研究をしています。

高次脳機能障害者の地域生活支援 高次脳機能障害者の就労継続支援B型事業所への通所継続支援

高次脳機能障害は非常に多様な障害像を示します。そのために周囲からは分かりにくいし、性格特性と区別がつかず、適切な支援に結びつかないこともあります。適切な支援があれば、自分らしい人生を取り戻すことができると考えているので、ソーシャルワークの視点からの支援方法を研究しています。

担当科目:ソーシャルワークの理論と方法A(精神専門)

見えない障害である精神障害者の方に対するソーシャルワークを学ぶ科目です。

ゼミナールの内容

本ゼミでは、学生と一緒に語り合い、「やりたいことを形にする」ことを大切にしています。やってみないとわからないことがあるし、うまくいかないと行き詰まります。その経験が大切なのです。今年度は仙台市立鶴ヶ谷特別支援学校と交流をしたり、仙台市のいずみ絆プロジェクト支援事業を活用しながら、引きこもりがちな男性高齢者が“昔あそび”を媒介として、地域との関わりが持ちやすくなることを目指しています。
地域に目を向け、学生だからできる支援を模索し、実際に支援活動を行い、評価するという流れを経験してもらいながら、支援者として、地域の住民として生きる力を養ってほしいと願っています。