アドミッション・ポリシー
[入学者に対する受入方針]

(1)求める学生像
  1. グローバル社会の市民として多様な文化や言語、人々などに関心を持ち、平和で国際的な共生社会を築くことに貢献する学生を求めます。
  2. リーダーシップを発揮しグローバル社会で活躍することを望む学生を求めます。
  3. 幅広い学識と社会で役立つ実践力をバランスよく意欲的に学修する学生を求めます。
  4. 自己を表現し、同時に、他者の思考を尊重できる学生を求めます。
(2)高校時代に学んでおくべきこと(高校時代の学習目標)
  1. 高校の主要教科目、特に英語と社会の基礎学力をしっかりつけること。
  2. 日本語の表現力を磨き、読むことや書くことを日常的に行うこと。

カリキュラム・ポリシー
[教育課程編成・実施の方針 ]

2023~2024年度入学生

グローバル・スタディーズ学科ディプロマ・ポリシーを達成するために、学部共通科目と、国際社会の仕組み、多様な文化のもとで共生する人間の営み、及び、現代のグローバル世界の情報・知識を理解する専門科目群が有機的に結びついたカリキュラムを編成する。
学科の3つのスタディ・コース(「イングリッシュ・インテンシブ」「グローバル文化」「共生社会」SC)を敷衍する体系的なカリキュラムを編成する。

普遍的知識と教養

内容
専門科目として、「多文化」、「現代社会」、「グローバル・キャリア」等の科目群をおく。
多文化共生社会の実現に向けて、グローバルな現代の様々な社会的課題を理解し考察を深めるために、社会科学の手法による基礎的知識を習得するための科目、及び、調査や実践的な学びによる主体的な学修による科目をおく(主に共生社会SC)。

■方法
講義・演習の授業形態に応じて、アクティブラーニングを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目・演習科目について、筆記試験(小テストを含む)、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。また、授業外の諸活動に対しては、参加記録、発表内容等によって評価する。

汎用的知識と技術

内容
グローバル社会において活躍できる実践力の確実な育成として、情報・ビジネスに関する科目、日本語教員養成課程に関する科目、及び、旅行業関係の資格取得に関わる科目をおく。

■方法
講義・演習の授業形態に応じて、アクティブラーニングを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目・演習科目について、筆記試験(小テストを含む)、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。また、授業外の諸活動に対しては、参加記録、発表内容等によって評価する。

専門的知識と技術

内容
英語のコミュニケーション・スキルを向上させるため、専門科目として、「英語基礎」の科目をおく。
英語の運用能力・コミュニケーション力を高めるための科目、児童英語教育に関する科目のほか、英語圏の歴史や文化を学ぶための科目群をおく(主にイングリッシュ・インテンシブSC)。
中国語・韓国語の運用能力・コミュニケーション力を高めるための科目のほか、日本・アジアの歴史や文化を学ぶための科目群をおく(主にグローバル文化SC)。

■方法
講義・演習の授業形態に応じて、アクティブラーニングを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目・演習科目について、筆記試験(小テストを含む)、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。また、授業外の諸活動に対しては、参加記録、発表内容等によって評価する。

統合的な学習経験と創造的思考力

内容
大学の基礎的な学修方法を習得するために、2年次にグローバル・スタディーズ基礎演習をおく。
専門分野の研究課題・方法を深く学ぶために、3年次にグローバル・スタディーズ総合演習Ⅰ・Ⅱ、4年次にグローバル・スタディーズ総合演習Ⅲ・Ⅳ、及び、卒業研究をおく。
国内外における国際交流等の参加体験を通してグローバル社会を探究するために、異文化体験等の実習科目をおく。

■方法
講義・演習または実習の授業形態に応じて、アクティブラーニングを適宜組み合わせて行 う。

■評価
講義科目・演習科目、及び、実習科目について、筆記試験(小テストを含む)、レポート、参加態度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。また、授業外の諸活動に対しては、参加記録や発表内容によって評価する。

2020~2022年度入学生

グローバル・スタディーズ学科ディプロマ・ポリシーを達成するために、学部共通科目と、国際社会の仕組み、多様な文化のもとで共生する人間の営み、及び、現代のグローバル世界の情報・知識を理解する専門科目群とが有機的に結びついたカリキュラムを編み、また学科の3つのスタディ・コース(「イングリッシュインテンシブ」「グローバル文化」「共生社会」)に基づく体系的なカリキュラムを編成する。

  1. 大学の基礎的な学修方法を習得するために、2年次にグローバル・スタディーズ基礎演習を設け、また、3年次・4年次に専門分野の研究課題・方法を深く学ぶために、グローバル・スタディーズ総合演習Ⅰ~ Ⅳを設ける。
  2. 専門科目を「英語基礎」、「言語コミュニケーション」、「多文化」、「現代社会」、「グローバル・キャリア」、「実践・実習」、「教職」等の科目群に分け、多角的な学修をカリキュラムに組み入れる。
  3. 3つのスタディ・コース(SCと表記)のいずれかにおける専門知識・スキルを学ぶ。
    イングリッシュ・インテンシブSCでは、英語の運用能力・コミュニケーション力を高めるための科目のほか、英語圏の歴史や文化を学ぶための科目を置く。
    グローバル文化SCでは、中国語・韓国語の運用能力・コミュニケーション力を高めるための科目のほか、日本・アジアの歴史や文化を学ぶための科目を置く。
    共生社会SCでは、多文化共生社会の実現に向けて、グローバルな現代の様々な社会的課題を理解し考察を深めるために、社会科学の手法による、基礎的知識を習得するための科目、及び、調査や実践的な学びによる主体的な学修による科目等を置く。
  4. 国内外における国際交流等の参加体験を通してグローバル社会を探求するために、異文化体験を置く。
  5. グローバル社会において活躍できる実践力の確実な育成として、情報・ビジネスに関する科目、日本語教員養成課程に関する科目、及び、児童英語教育に関する科目を置く。

ディプロマ・ポリシー
[卒業認定・学位授与の方針 ]

2023~2024年度入学生

DP1 〈普遍的知識と教養〉

グローバル社会における複雑な構造やシステムおよび多様な文化的事象を理解するために必要な専門的知識を身につけ、豊かな教養を備えている。

  1. グローバル社会についての幅広い教養
  2. 現代社会の諸問題に関する幅広い教養
DP2 〈汎用的知識と技術〉

グローバル時代に活躍するために必要な日本語表現能力、情報処理の基礎技能を有し、キャリアについての基本的知識とアプローチの方法を理解している。

  1. 日本語リテラシーおよびコミュニケーション・スキル
  2. 情報処理能力
  3. キャリア形成のための知識
DP3 〈専門的知識と技術〉

英語をはじめとする外国語の運用能力や実践的コミュニケーション能力を身につけ、その言語を育んだ文化的背景と歴史的意義を理解している。

  1. 外国語リテラシーおよびコミュニケーション・スキル
  2. 英語圏および東アジアの文化や歴史に関する専門的知識の修得
DP4 〈統合的な学習経験と創造的思考〉

グローバル社会・文化の理解と同時に、自らの枠にとらわれない客観的な判断力を持ち、問題解決のための創造力や行動力を有する。

  1. 知識・技能・態度の総合的な活用力
  2. 問題解決力
  3. 創造的思考力

2021~2022年度入学生

  1. グローバル社会における複雑な構造やシステムおよび多様な文化的事象を理解するために必要な専門的知識を身につけ、豊かな教養を備えている。
  2. 英語をはじめとする外国語の運用能力や実践的コミュニケーション能力を身につけ、その言語を育んだ文化的背景と歴史的意義を理解している。
  3. グローバル時代に活躍するために必要な日本語表現能力、情報処理の基礎技能を有し、キャリアについての基本的知識とアプローチの方法を理解している。
  4. グローバル社会・文化の理解と同時に、自らの枠にとらわれない客観的な判断力を持ち、問題解決のための創造力や行動力を有する。

2020年度入学生

  1. グローバル化の進む国際社会における多様な社会的文化的な状況や構造・システムを幅広い専門的知識の探求を通して多角的に理解している。
  2. グローバル社会で活躍するために、英語等の外国語の運用能力や実践的なコミュニケーション能力を身につけている。
  3. グローバル社会で生じる歪みや社会的不正義の問題について批判力を持ち、その解決へ向けて動き出すための創造力や主体的な行動力を有する。