アドミッション・ポリシー
[ 入学者に対する受入方針 ]

本学の建学の理念と教育目的を理解し、人間や社会に対して深い興味・関心を持ち、勉学への強い意欲と探究心のある学生、加えて、自己表現力やコミュニケーション能力を高めるために、また、自分の夢や希望を叶えるために、積極的に行動し物事に向かっていくチャレンジングな学生を求めます。

ディプロマ・ポリシー
[ 卒業認定・学位授与の方針 ]

2023 ~2024年度入学生

DP1 〈建学の精神の理解〉

イエス・キリストによる福音と、その福音的価値観に基づく「人間の尊厳」について理解する。現代社会の諸問題をキリスト教の精神に照らして総合的に理解し、その解決に向けて具体的行動を起こすことができる。

  1. キリスト教的人間観・世界観の理解
  2. キリスト教の精神に基づく現代社会の諸問題の理解
  3. 課題解決に向けた具体的行動
DP2 〈普遍的知識と教養〉

人間や社会、自然、環境に関する幅広い教養、自国と異文化への理解、女性が自律的に生きるための素地を身につけている。

  1. 人間に関する幅広い教養
  2. 社会に関する幅広い教養
  3. 自然・環境に関する幅広い教養
  4. 自国と異文化への理解
  5. 女性が自律的に生きるための素地
DP3 〈汎用的知識と技術〉

社会人・職業人にとって必要な言語力、コミュニケーション・スキル、情報を扱う技術、キャリア形成に資する知識を身につけている。

  1. 日本語および外国語でのコミュニケーション・スキル
  2. 情報処理能力
  3. キャリア形成のための知識
DP4 〈態度・志向性〉

多様な人々と対話し、協働し、社会に貢献するために自分自身で考え、積極的に行動することができる

  1. 多様な人々と対話し、協働する力
  2. 社会に貢献するために自分自身で考え、積極的に行動する力
  3. 自律性・主体性
  4. 自分と異なる他者への共感力
  5. 人間への関心
DP5 〈統合的な学習経験と創造的思考力〉

獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、自らが立てた課題を掘り下げ、調査、研究して課題を解決することができる。

  1. 知識・技能・態度の総合的な活用力
  2. 創造的思考力
  3. 課題発見・解決力

2021~2022年度入学生

  1. 建学の精神に則り、カトリック及びキリスト教について理解しており、その精神に基づいた世界観や人間観及び知識・能力を身につけていることを学位授与の条件とする。
  2. 建学の精神に則り、全面的・調和的に発達した人間性や幅広い教養と豊かな感性を持ち、創造力、判断力、実践力を有するとともに、人間の真の幸福・平和・福祉に貢献できる女性となることを学位授与の条件とする。
  3. 人間学部として提供する人間の理解や援助に関する専門的知識と、社会の変化に積極的に対応しえる判断力・思考力・実践力を持っていることを学位授与の条件とする。

カリキュラム・ポリシー
[ 教育課程編成・実施の方針 ]

2023~2024年度入学生

学科の枠を超えて学部共通科目を設置する。この学部共通科目には、建学の精神に関する科目、基礎教育科目、教養共通科目、グローバル化に関する科目、キャリア科目を置く。この科目群の中に、本学の初年次教育の主要な科目を配置し、キリスト教学や基礎教育科目としての基礎ゼミ、日本語表現、情報科目等を必修とする。
学生の主体的な学修を進めるために、履修順序、内容レベル、時間割編成に配慮し、少人数のクラス編成及びきめ細かな授業の展開・方法を図る。

建学の精神の理解

内容
イエス・キリストによる福音と、その福音的価値観に基づく「人間の尊厳」について理解するため、キリスト教学・人間論を必修科目としておく。
キリスト教の精神に基づいて現代の社会問題を理解するため、キリスト教学・人間論に加えてキリスト教関連科目をおく。
キリスト教的人間観・世界観を体感する宗教行事、現代の問題や課題の解決に向けて具体的行動力を発揮する機会としてボランティア活動等をおく。

■方法
講義・演習の授業形態に応じて、アクティブラーニングを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目については、筆記試験、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。授業外の諸活動については、参加記録や省察によって(自己)評価する。

普遍的知識と教養

内容
人間・文化・自然に対する幅広い知識と素養を身に付けるための教養共通科目として、人文科学、社会科学、自然科学からなる科目を置き、多様かつ総合的な理解力を培う学びを進める。
グローバル化に関する科目として、国際関係や異文化理解に関わる科目を置く。
女性としてホリスティックな健康を獲得するために健康スポーツ領域を置く。

■方法
講義・演習・実験・実習若しくは実技の授業形態に応じて、アクティブラーニング、体験型学習などを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目については、筆記試験、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。演習・実験・実習及び実技科目については、筆記試験、レポート、参加度、発表内容、実技等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。

汎用的知識と技術

内容
日本語のコミュニケーション・スキルを身につけるために、日本語表現を必修科目としておく。
外国語でのコミュニケーション・スキルを身につけるために、「聞く・話す」に中心としたオーラル・コミュニケーションを含め英語を学ぶ科目をおく。
英語以外の外国語を学ぶために、韓国語、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語の科目をおく。
リテラシー教育として、数理・AI・データ処理を修得するための科目をおく。
キャリア形成の知識を得る科目としてキャリア・デザインをおく。
キャリア形成の社会人力を育てるための科目をおく。

■方法
講義・演習・実験・実習若しくは実技の授業形態に応じて、アクティブラーニング、体験型学習などを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目については、筆記試験、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。演習・実験・実習及び実技科目については、筆記試験、レポート、参加度、発表内容、実技等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。

態度・志向性

内容
多様な人々と対話し、協働し、社会に貢献するために自分自身で考え、積極的に行動することができるようになるため、演習・実習、フィールドワーク、海外研修、留学、インターンシップ等、学内外での体験・実践を通じて能動的・自律的に学修する機会を設ける。

■方法
講義・演習・実験・実習若しくは実技の授業形態に応じて、アクティブラーニング、体験型学習などを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目については、筆記試験、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。演習・実験・実習及び実技科目については、筆記試験、レポート、参加度、発表内容、実技等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。ボランティアをはじめとする授業外の諸活動については、参加記録や省察によって(自己)評価する。

統合的な学習経験と創造的思考力

内容
獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、自らが立てた課題の解決に向け、総合的活用力を身につけるためにゼミをおき、卒業研究、卒業論文、ゼミプロジェクトを行う。
創造的思考力を身につけるためにゼミ・実習・PBL型の科目をおく。
課題発見・解決力を身につけるために調査、分析、思考、表現の力を養う科目をおく。

■方法
講義・演習・実験・実習若しくは実技の授業形態に応じて、アクティブラーニング、体験型学習などを適宜組み合わせて行う。

■評価
講義科目については、筆記試験、レポート、参加度等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。演習・実験・実習及び実技科目については、筆記試験、レポート、参加度、発表内容、実技等により、学修目標に即して多元的、包括的な方法で到達度を判定する。

※ 各学科には、学科の専門分野を学び、専門的な知識・技能を習得するための専門科目を体系的に置き、併せて資格取得のための諸課程を設置する。 また、所属学科以外の専門分野を学ぶことができるように、関連科目として他学科に専門科目の一部を提供する。

2021~2022年度入学生

本学のディプロマ・ポリシーに掲げるカトリック・キリスト教精神に基づく世界観や人間観及び幅広い教養と専門的知識の修得のために、以下の方針に基づき人間学部のカリキュラムを編成する。

  1. 本学の教育目標に基づく学びとして、学科の枠を超えて学部共通科目を設置する。この学部共通科目には、建学の精神に関する科目、基礎教育科目、教養共通科目、グローバル化に関する科目、キャリア科目を置く。 この科目群の中に、本学の初年次教育の主要な科目を配置し、キリスト教学や基礎教育科目としての基礎ゼミ、日本語表現、情報科目等を必修とする。
  2. 人間・文化・自然に対する幅広い知識と教養を身に付けるための教養共通科目には、人文科学、社会科学、自然科学(健康スポーツ領域を含める)からなる科目を置き、多様かつ総合的な理解力を培う学びを進める。また、グローバル化に関する科目には、英語等外国語を学ぶ科目に加えて国際関係や異文化理解に関わる科目を置く。
  3. 各学科には、学科の専門分野を学び、専門的な知識・技能を習得するための専門科目を体系的に置き、併せて資格取得のための諸課程を設置する。また、所属学科以外の専門分野を学ぶことができるように、関連科目として他学科に専門科目の一部を提供する。
  4. 演習・実習、フィールドワーク、海外研修、留学、インターンシップ等、学内外での体験・実践を通じて能動的・自律的に学修する機会を設ける。
  5. 学生の主体的な学修を進めるために、履修順序、内容レベル、時間割編成に配慮し、少人数のクラス編成及びきめ細かな授業の展開・方法を図る。
  6. 学部共通科目及び専門科目等すべての科目について、学生の学修が適切に進むように、各科目の到達目標に基づいて学生の知識・技能等の能力を総合的に評価する。