一人ひとりのいのちが輝くために~ Believe, Hope & Love ~
ここにあなたの居場所と、希望の未来があります
・・・そんな色とりどりの魅力あふれる仙台白百合女子大学です。
仙台白百合女子大学は、キリスト教ヒューマニズムに基づく「カトリック教育共同体」として、
キリストの福音の光を燈すべく、ビジョン2030に向かって新たにスタートします。
仙台白百合女子大学は、3世紀を超える歴史をもつ創立母体、シャルトル聖パウロ修道女会(SPC)の精神を受け継ぐ学校法人「白百合学園」ファミリーの一員です。2026年にはSPC創立330周年、本学開学60周年を迎えます。また、2028年にはSPCの3人の修道女(マ・スール)たちが函館に上陸した1878年から数えて来日150周年を祝います。この記念すべき節目の年を飛躍台とすべく、私は新たなビジョン2030を掲げ、4つのゴールと8つの目標2030 Sendai Shirayuri Goals 「SSGs」を策定し、その達成に向けてスタートします。
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仙台白百合女子大学のスクールモットー
:一人ひとりのいのちが輝くために ~Believe, Hope & Love~ -
仙台白百合女子大学のビジョン
:よりよい世界をつくる ~人々と共に、他者のために~
【 2030 Sendai Shirayuri Goals SSGs】
Goal 1 “いのちを守る”
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1-1 人格の尊厳を守るために
例外なくすべての人格の尊厳を大切にすること、特に弱い立場や困難な状況にある人々に心を寄せて、具体的に行動することを目指します。
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1-2 自己実現を叶えるキャリア教育
専門的知識と技能の向上・深い教養と豊かな人間性の涵養によって一人ひとりの生きる意味と希望の実現を支援します。
Goal 2 “共に生きる”
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2-1 共生社会の実現に向けて
女性のエンパワーメント、障害学生支援、人々のQOLと幸福・福祉の向上を目指します。
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2-2 ステークホルダーとの絆の強化
学生・保護者(保証人)・卒業生・地域社会に愛される大学となるべく「人と人とのつながり」を大切にして、皆様と共に歩みます。
Goal 3 “よりよい世界を”
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3-1 地球市民意識(グローバル・シチズンシップ)の育成
地球的規模の課題解決に向けた学び、持続可能な地球環境への配慮を目指します。
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3-2 グローバル社会で活躍する女性の育成
国際社会との連帯を志向し、国際的ネットワークを生かした世界標準の教育を目指します。
Goal 4 “明るい地球の未来へ”
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4-1 地球と人類社会に貢献する
次世代に生きる希望を見せ、社会人・シニア世代の学びを支援し、産官学共同を促進し、明るく平和な未来を築くよう社会的責任を果たすことを目指します。
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4-2 白百合ファミリーとの協働
学校法人「白百合学園」のもと、全国姉妹校と連携・協働し、3世紀を越えて世界規模で展開するSPC共同体の愛の精神を具現化します。
仙台白百合女子大学は、1966年の開学以来、人類の幸福とよりよい世界の創造のために貢献できる女性の育成を目指し、キリスト教に基づく全人教育と真理の探究を通して、地域社会の発展と学術・文化の向上に寄与して参りました。この間、時代の要請に応じて改革を進め、短大と四年制大学の統合、学科改組、教育内容の拡充と魅力的なカリキュラム編成を図るとともに、近代的な教育設備を揃える新館を増築し、生涯教育や地域貢献に注力するなど、持続的に発展して参りました。そうして2026年には創立60周年を迎えます。
時を同じくして、本学の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会は、創立330周年を祝います。17世紀のフランスに誕生した同修道女会は、新約聖書の主要執筆者である聖パウロの精神「すべての人に対してすべてのものになる」をモットーに、世界5大陸40カ国の教育・福祉・医療分野で幅広い奉仕活動を展開しております。
この3世紀を越える歴史・伝統と国際的ネットワークを背景とした本学で学ぶ学生たちは、地球市民にふさわしい高い専門性と深い教養を身につけ、豊かな人間性を養い、品格を磨き、キリスト教の慈愛と共生の精神をもって、「人々と共に、他者のために貢献できる女性」として世界に羽ばたいていきます。おかげさまで、白百合教育は「質の高い教育」として国内外で高い評価をいただいております。とりわけ世界の転換期を迎えた今日、地球的規模の課題解決を目指すSDGs(国連)とLSGs(カトリック教会)の実現に向けて、白百合は世界と連帯し、次世代の未来を拓くために、これからも果敢にチャレンジして参ります。
さらに、2028年には修道会来日150周年を迎えます。本学が属する学校法人白百合学園は、明治初期より女子教育のパイオニアとして、グローバル社会で活躍できる優れた女性を数多く輩出して参りました。本学は、東京の白百合女子大学と共に、日本全国に30の教育機関と福祉施設を擁する同法人が仙台の地にキリストの福音の光を灯すために開学し、東北地方唯一の四年制カトリック大学として揺るがぬ存在意義を有しております。生きる意味と希望を見つけにくい現代にあって、白百合は愛と慈しみの教育を通して、たゆみなく希望の光を灯してきたのです。 あなたは愛されるために生まれてきた ――― 。
この確信に立ち、今、目の前にいる「一人ひとりの命が輝くために」学生と共に歩む白百合。ここにあなたの居場所と、希望の未来があります。
第8代 仙台白百合女子大学学長
シャルトル聖パウロ修道女会会員。博士(教育学)。
東京都出身。白百合学園(東京・九段)幼小中高卒業。
上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、
JETRO日本貿易振興機構(ジェトロ)にて総合職勤務。
修道会入会後、小中高一貫・女子教育のカトリック学校教諭を経て、
2011.3.11直後、仙台白百合女子大学人間学部に専任講師として着任。
同大学准教授を経て、現グローバル・スタディーズ学科教授。
2014~2023年度 同大学カトリック研究所所長。
東北大学大学院 教育学研究科総合教育科学専攻 博士前期課程修了(修士号取得)。
上智大学大学院 総合人間科学研究科教育学専攻 博士後期課程修了(博士号取得)。
日本カトリック大学連盟 研究奨励賞受賞。
日本カトリック教育学会 学会賞受賞。
日本カトリック教育学会 全国理事。仙台放送番組審議会 委員。
*主な著作
単著『〈生きる意味〉の教育―スピリチュアリティを育むカトリック学校』教友社、2020年。
単著『アンジェラスの鐘―希望への招き』オリエンス宗教研究所、2022年。
編著『いのちと霊性―キリスト教講演集』教友社、2023年。
編著『東北キリシタン探訪』教友社、2024年。