プロフィ-ル

子ども教育学科

講師

松好 伸一
まつよし しんいち

専門分野

保育学、幼児教育学

主な研究テーマ

森の幼稚園、子育て支援、保育者支援

主な担当科目

『子どもと人間関係』『子どもと環境』『保育内容(人間関係)』

主な業績
  • 「森の幼稚園」が幼児の人間関係に及ぼす影響に関する研究 単著 2017.3 小田原短期大学紀要47号 pp.230-235
  • 「森の幼稚園」が領域「環境」において子どもの発達に及ぼす影響に関する研究 共著 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要 pp63-68,pp76-77
  • 「森の幼稚園」が領域「言葉」において子どもの発達に及ぼす影響に関する研究 単著 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要pp54-62 及び日本発達心理学会第30回大会発表
  • フォーラム「森の幼稚園」において「日本における森の幼稚園の研究動向の分析」発表 日本発達心理学会30回大会
  • 子ども家庭支援論「保育施設のおける子育て家庭への支援」共著 2020.3 一藝社 pp.41-48
松好先生からのメッセージ

乳幼児期は、どんなことでも経験になり学びになります。しかし、それは子ども自らが興味をもって「やってみたい」「知りたい」と思うことが大切です。そのため、乳幼児期は学校のような授業形式ではなく体験的学習が基本となり、その方法は「遊ぶこと」にあります。保育者は、子どもが主体的に「やってみたい」「知りたい」と思い、自ら学び経験を積めるような「遊び」や「環境」を提供する役割を担っています。また「大好きな先生」「大好きな友だち」との「関わり(人間関係)」が楽しいと思える環境も大切です。保育・幼児教育の5領域にある「人間関係」と「環境」は、それぞれ密接な関係のある領域です。子どもの「やってみたい」を引き出せるような「環境」はどのように整えていくのか、友だちや先生との「関わり」から社会性を身に着けていくためには、どのような遊びの経験が必要なのか、私自身の保育経験をお伝えしながら、皆さんと学びを深めていきたいと思います。