プロフィ-ル

心理福祉学科

准教授

郡山 昌明
こおりやま まさあき

専門分野

社会福祉援助技術

主な研究テーマ

精神障害者の地域生活支援の研究

主な担当科目

『精神保健福祉援助技術総論』

主な業績
  • 新型コロナウィルス感染症拡大に伴う遠隔授業が学生の精神的健康に及ぼす影響―仙台白百合女子大学におけるパネル調査からー 共著 2021.03 仙台白百合女子大学紀要 第25号 119−137
  • 就労継続支援B型事業所における事業内容に関する研究―宮城県内の就労継続支援B型事業所を中心にー 単著 2021.03 仙台白百合女子大学紀要 第25号 47−61 
  • 精神障害者の就労支援における課題の明確化—就労継続支援B型施設における利用者を中心に 単著 2017.03  仙台白百合女子大学紀要 第21号 105−117
  • 東日本大震災地域生活支援「困った」ときのQ&A 共著 2014.03 全国コミュニティライフサポートセンター 全国コミュニティライフサポートセンター 大坂純他11名で分担執筆 p20,p24,p31,p34,p41,p45,p4,p9,p50,p52,p56,p62,p67
  • 東日本大震災・被災者支援のためのサポーターワークブック 共著 2013.03 全国コミュニティライフサポートセンター 全国コミュニティライフサポートセンター 大坂純他11名で分担執筆
郡山先生からのメッセージ

日本において、今後ますます少子・高齢社会はいっそう進むと予想されます。
私たちの周りに目を向けてみますと、加齢や病気から引き起こる問題や経済的な課題、人間関係から生じる問題などさまざまな生活の課題があることに気づきます。
ソーシャルワーカーが、その課題を解決するのではありません。ソーシャルワーカーは、社会福祉の直接的な援助技術や間接的な援助技術さらには関連する援助技術をもって、当事者自身が力を備え、解決すべき課題に立ち向かい解決できるように支援することです。
私たちの対象は、”人”に違いはありませんが、一人として同じ状況の人はいないのです。その人がどのような環境に置かれているのか、その周囲の環境との間にどんな解決すべき課題があるのかを明らかにし、そのうえで支援することが必要です。場合によっては、国の政策までも視野に置かなければなりません。
学生のみなさんは、幅広い視野に立ってさまざまな社会福祉に関係する課題解決のため、日々社会福祉の研究をしてまいりましょう。