プロフィ-ル

心理福祉学科

准教授

中嶋 みどり
なかじま みどり

専門分野

臨床心理学、発達心理学

主な研究テーマ

被爆者の心の支え、児童虐待の認識、遊び

主な担当科目

『心理学的支援法(講義)・(演習)』『心理的アセスメント』『発達心理学』

主な業績
  • 被爆者の人生を支えたもの ー臨床心理士によるインタビューからー  溪水社  2018年11月
  • ヒロシマ原爆被害者の人生を支えたもの:面接調査の発言のKJ法による分析 心理臨床学研究 第35巻3号 256-266. 2017年8月
  • 広島原爆体験者の長期精神健康不良の寄与因子 日本社会精神医学会雑誌 第21巻2号 208-214.  2012年5月
  • 保護者における児童虐待の認知の特徴と発達心理学的要因の検討 発達心理学研究 第16巻1号 72-80.  2005年4月
  • 児童虐待の認知に関連する育児意識要因の検討 母性衛生 第46巻1号 193-200. 2005年4月
中嶋先生からのメッセージ

人は、状況に応じて様々にふるまい、様々に感じ、考えます。同じ状況にいても、気持ちや思いなどは、多くの人に共通することもあれば、個人で違うことも、あります。心理学はこのように、100人いれば100の心があり、答えが1つになりにくい奥深さがあります。
私は、臨床心理学が専門で、心理臨床家養成のための科目を主に担当しています。臨床心理学は心理的・行動的な問題を抱えた人への支援や問題の予防に限らず、人をより健全に向上させるための学問です。そのための心理療法や心理検査の基礎や実践も授業で行います。興味本位でなく、誠実に人の心を読み取ろうとする姿勢の大切さを学んでいただき、視野が広がる・深まる楽しさを私も一緒に皆さんと学びたいと思っています。過去の学科ブログにも授業風景が載っていますので、合わせてご参照ください。