子ども教育学科

坂場 寛子講師

専門分野
応用言語学(英語教育、英語コーパス言語学)、グラフィックデザイン

Profile

  • 出身地:仙台市
  • 趣味:編み物、写真、美術鑑賞
  • 子どもの頃の夢:カメラマン
  • 休日の過ごし方:編み物をする、海外ドラマを観る、友人に会う
  • 好きな音楽:洋楽、J-pop、ジャズなど、気分に合わせて色々聴きます
  • 好きな映画:ラ・ラ・ランド
  • 好きなテレビ:プレバト!!、世界の果てまでイッテQ!、世界くらべてみたら
  • 好きな食べ物:パスタ、ハンバーガー、ラーメン
  • おすすめの本(自著以外):分かりやすい英文法→「「意味順」式 イラストと図解でパッとわかる 英文法図鑑」、「わんわんのパズル式図解英文法」
    英語学習法→「英語学習のメカニズム 第二言語習得研究にもとづく効果的な勉強法」

「英語って面白い!英語を使ってこんなことがしたい!」のきっかけづくり

「英語が話せるようになりたい!」という想いで高校卒業後に渡米し、大学時代はアメリカで過ごしましたが、結果的には英語の習得だけではなく、英語という言語の魅力に気づき、さまざまな国や地域出身の人々との交流を通して文化的な学びも得られました。英語学習と言うと、学校のテスト勉強や資格試験に合格することが目的になりがちですが、それだけではなく、洋楽の歌詞や外国映画を楽しむ、外国人観光客とちょっとした会話をする、海外旅行に行くなど、人生がより豊かになるための英語学習・練習を行う手助けができたらと思い、教員を目指しました。

研究のキーワードは「英語」「教育」「デザイン」

学部時代はグラフィックデザインを専攻し、大学院では英語教育をメインとした応用言語学という分野を専攻しました。現在はこれらの分野を融合させ、「英語基本動詞の実践的な用法の分析」、「インフォグラフィックスを使った英語教材の開発」、「英語学習におけるICT・AIの活用」を主なテーマとして、学習者が英語を使いこなせるようになるためにはどうしたら良いか、学習者にとって分かりやすく学習意欲が湧くような教材を作るためには視覚的な表現をどのように使ったら良いか、を考えながら研究と教育実践を行なっています。研究をもとに内容やデザインを工夫して作成した教材を用いて授業を行い、受講者から楽しかった、理解することができた、などの反応を得られた時にやりがいを感じています。

Practice makes perfect!

1年生必修の「英語IA・IB」や、中学校教諭一種(英語)の免許状取得を目指す学生を対象とした「英文講読I・II」、「英作文I・II」を主に担当しています。どの授業でも大切にしていることは、楽しく、分かりやすい内容であること。そして、英語に対する苦手意識を軽減し、英語を使う感覚を身につけて自信を持てるように、読む・書く・聞く・話す練習をする時間をできる限り多く取っています。また、今は英語学習・練習に活用できる教材やツールが数多くありますので、「自分に合った方法」を見つけられるように、教科書の他にSNSやアプリなども授業に取り入れています。

ゼミナールの内容

ゼミでは「学びのためのデザイン研究」をテーマとし、教育現場でどのようにデザインを活用できるかについて探求しています。具体的には、3年次はデザインの基礎の理解を深め、その知識を活用したデザイン制作や教材・知育玩具などの考察を行い、4年次は各自研究テーマを設定し、関連文献の講読、調査、教材等の制作・実践・ディスカッションなどを通して、学校教育・幼児保育の現場で役立つ思考力、創造力、問題解決能力を身につけていきます。