カトリック研究所主催「ウクライナ侵攻3年の追悼の祈り」が、河北新報ほか各メディアで取り上げられました

 ロシアがウクライナへ侵攻した3年前と同じ2月24日に、カトリック元寺小路教会大聖堂で行われた追悼の祈り、およびウクライナ避難者のイリナさんの講演が行われ、同じく避難者として日本に在住する、イリナさんと同郷で昔からの友人ヴァレンティナさん(仙台在住)とともに、各メディアに取り上げられました(一部リンク)。

【河北新報ONLINE】(有料記事)

https://kahoku.news/articles/20250224khn000033.html

【動画】

東日本放送:https://www.khb-tv.co.jp/news/15640104

時事通信ニュース:https://sp.m.jiji.com/movie/show/10905

【報道記事】

時事通信社 :https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022400517&g=soc%20#ウクライナ

 前半の追悼は、教会の公式の典礼ではなく有志による祈りの集いとして行われました。参加者の方々はこの祈りのための空間(大聖堂)の内陣に置かれたロウソクに一つずつ火を灯して、ウクライナの避難者の2名とともに、ウクライナのみならずガザおよび世界中の戦禍の下で亡くなった人々の追悼の祈りを捧げました。

 遠く離れた母国の人々と心を一つにしてつながることができたならば、この追悼の祈りは、避難者の方々の支援の一端を担ったことと思います。

 人間性を無視し力で支配しようとする侵略者に対し何ができるだろうか。そうした無力感がある一方で、戦禍にあって亡くなった人々、今なお苦しむ方々一人ひとりに、人間としての尊厳を肯定する参加者の方々の今回の祈りは、小さいながらも侵略者に対する拒否 “NO” だったといえましょう。

 戦禍で苦しむ人々、避難者のために寄り添おうと集まって下さいました参加者の皆様、祈りの場所を提供して下さいましたカトリック元寺小路教会および司式して下さいましたイグナシオ神父様に御礼申し上げます。

(カトリック研究所長 宮崎 正美)