2024年度学位記授与式を挙行いたしました

 2025年3月14日(金)、仙台白百合女子大学にて学位授与式が行われました。新型コロナウイルスの影響による多くの困難を乗り越え、学生たちは学びの成果を手に新たな門出を迎えました。

 式典では、カトリック仙台教区のガクタン エドガル司教様より「卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。火災や震災の中で光と希望の重要性が示され、人々の支えや善意が大切であることが明らかになりました。イエス様は既に皆様が『地の塩』『世の光』であると教えておられます。これまで受けた光を胸に、他者を思いやる親切な心をもって社会で光を灯し、希望をもたらしてください。皆様の未来が希望と祝福に満ちたものとなりますよう祈念しております。」との祝辞を賜りました。

 加藤美紀学長は式辞の中で「卒業生の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。人類未曾有の逆境を乗り越えた努力に敬意を表します。聖年のメッセージ『希望は私たちを欺かない』という聖パウロの精神に基づき、どんな試練も乗り越えられると信じてください。歴史を動かすのは希望をもって生きる人です。皆様は専門の学びや多様な経験を通じて大きく成長され、豊かな人間性を育まれました。自分の中の最良のものを他者に与え続けたマザー・テレサのように、よりよい世界をつくることができます。『恐れるな』という聖書の言葉を胸に、あなたの光を輝かせ、まばゆい光溢れる未来へはばたかれることを心より祈念いたします。」と卒業生にエールを贈りました。

 本学を巣立つ卒業生一人ひとりの前途に神様の祝福があることを、教職員一同心より願っています。