創立60周年記念巡礼フランス研修を実施しました
2025年度『創立60周年記念巡礼 フランス研修8日間』報告 団長 熊谷治子
この春、国際交流センター企画として、本学創立60周年を記念し、本学創立の源泉であるキリスト教文化に触れ、建学の精神を体験的に学ぶことを目的とした特別な海外研修が実施されました。2026年2月22日㈰~3月1日㈰の8日間、仙台白百合女子大学の学生・卒業生とそのご家族、ならびに白百合学園関係者を含む24名の参加者と共に、世界遺産が多い国ベスト3にランクインしているフランスのハイライトを巡りました。
訪問先は、いずれも世界遺産を擁し、世界中から巡礼客を集めるモンサンミッシェル、シャルトル、パリ、ルルドの4都市。その中には、本学の発祥の地シャルトルや、本学の学生会有志で復興募金を実施し、フランス大使館経由で現地に寄付したノートルダム大聖堂も含まれます。
まず海上に浮かぶ修道院として圧倒的な存在感を放つ世界遺産モンサンミッシェルでは、中世の巡礼者たちの足跡を辿るような神秘的な体験をいたしました。次に歴史と気品を感じさせる落ち着いた佇まいの世界遺産シャルトル大聖堂では「シャルトル・ブルー」と称される荘厳なステンドグラスの光に包まれ、本学のルーツに各々が思いを馳せました。40日続いた雨が嘘のように晴れたパリでは、エッフェル塔や凱旋門を車内観光したのち奇跡のメダイ教会を訪問し、マリア様への敬意と祈りを捧げ、先方のご厚意で幸運にも神父様による祝福を皆で受けさせていただくことができました。世界遺産パリのセーヌ河岸の一部であり修復が進むノートルダム大聖堂の力強い姿からは、復興への希望を感じずにはいられませんでした。モンマルトルの丘にそびえるサクレ・クール寺院からパリの美しい街並みを眼下に望みつつ参加者一同で心を合わせて静かな祈りの時を持ったのち、世界三大美術館の一つであるルーブル美術館にて『ミロのヴィーナス』『モナ・リザ』『サモトラケのニケ』等の傑作を鑑賞しました。さらに足を延ばし、巡礼の最終地である南仏の聖地ルルドでは、聖母マリア出現の地である洞窟を訪れ、奇跡の泉の恵みに触れながら、建学の精神の尊さに改めて思いを馳せる、かけがえのない時間を過ごすことができました。皆で少しずつ出し合ったお金で、ルルドのマッサビエルのグロットに約1メートルの長さの蝋燭を灯し、本学のさらなる発展と参加者全員の健康と多幸をお祈りすることもできました。
帰路は、ポー・ピレネー空港からエールフランス航空の空の旅へと繋ぎ、貸切りバスでの陸の旅の一コマひとコマが、参加者みなで一緒に体験した忘れ得ぬ思い出として、それぞれの胸に深く刻まれたことでしょう。大変充実した研修プランを巡ることで、各地の壮麗な建築文化や、フランスならではの風景を楽しむだけでなく、現地の方々との交流も参加者それぞれが存分に堪能されたようです。さらに参加者全員による毎日のお祈りが天に通じたのか、雨季にもかかわらず、ほぼ全ての行程で奇跡的にお天気に恵まれ、お空の色まで「シャルトル・ブルー」のまさに本学創立60周年記念にふさわしい研修旅行となりました。この記念すべきプログラムを細部まで綿密に計画し素晴らしい旅となるようご尽力・お導きくださいました関係者の皆様に、心より深く感謝申し上げます。






