活躍するOGからのメッセージを紹介いたします。

※所属・役職は公開日時点のものです。

第11回 (2025年2月26日)
医療法人 格心会 晴明病院 地域支援室 精神保健福祉士 根津 千波 さん

人間学部 総合福祉学科16回生

仙台白百合女子大学を選んだ理由

オープンキャンパスに訪れた際、心理福祉学科は少人数で学べる環境にあり、先生と学生との距離が近く先輩方が優しく接してくれたことが本学を選んだ理由でした。その印象は入学後も変わることなく、常に気にかけていただき、先生方には優しく厳しく最後の最後までご指導いただきました。

在学時代の印象に残るエピソード

在学時代の印象に残るエピソードとしては、精神保健福祉士と社会福祉士の国家試験の受験勉強の期間です。授業がなくとも、友人と大学に集まり、自宅に帰っても分からない問題を携帯で送り合うなど、切磋琢磨しました。友人達と一緒に勉強した時間があったからこそ受験を乗り越えられたと思っています。また、先生の研究室が大好きで笑、困った時は駆け込み、喝を入れていただきながら、たわいもない話をしたりと、小規模の大学だからこその環境だったなと思います。

現在の業務内容、在学時の学びがどのように生かされているか

現在は、以前の就職先(山形県)を退職し、福岡県にある精神科病院のデイケアでソーシャルワーカーとして勤務しています。デイケアという場所は患者さんが地域で自分らしい生活をするこためのリハビリの場としてあります。患者さんがどう生活していきたいのか、どうなりたいのか、患者さんの思いや考えを大切にして、必要な福祉制度を調整したり、他部署・他機関と連携をとることを意識して勤務しています。地元を離れ、慣れない土地での仕事と子育てとの両立で慌ただしい毎日ですが、大学の授業や実習の経験が大きな糧になっていると思っています。