白百合祭 第9回フォトコンテスト受賞作品
聖アガタ賞
「雨上がってテンション上がる」
聖アグネス賞
「ひなたぼっこかな?いいなぁ~」
聖アンナ賞(ハリウ賞)
「夕日とうろこ雲」
聖ヴェロニカ賞(DNP賞)
「秋の空」
聖カタリナ賞(ハリウ賞)
1日のはじまり②
聖マリア賞(ハリウ賞)
「鈴木先生の勝利」
聖オリガ賞
「夜景」
聖ジュリア賞
「後光モノクローム」
聖ジュリア賞
「明日へ」
聖ジュリア賞
「望遠」
ハリウコミュニケーションズ賞
「夕空」
ケイ・ピイ・シイ賞
Night view
DNP賞
「静と蒼と聖」
砂澤先生賞
「秋雨の緑」
宮崎先生賞
「アポトーシス」
遊佐先生賞
「笑顔の宇野先生」
大学広報室A賞
「夏至の夕暮れ」
大学広報室B賞
「夕焼け」
大学広報室C賞
「日暮れの教室」
「Berries 木の実」(1988)
制作者:榎戸悦(仙台白百合学園卒業生)
設置場所:講堂ホワイエ
「Berries 木の実」(1988)
1987年3月に竣工された講堂ホワイエのステンドグラスを制作した榎戸悦さんは、翌年の同窓会報(17号)に制作意図を次のように述べています。
「題は「ベリーズ」です。木の実を抽象してみました。ステンドグラスは四季折々、朝の光、夕暮れの光、晴れた日や曇った日、それぞれの光を一端飲んで、自ら美しく輝いていくのです。何よりもあのすばらしい窓一杯の自然と空のバックを壊してはいけないと念じつつデザインしました。晴れた日には、手作りの透明ガラスの部分が窓と同じくブルーに輝き、曇った日にはグレーに見えていきます。木や木の実のあの淡いピンクとグレーの色は、私の遠い少女の頃からの夢を追いかけている部分なのかもしれません。」
制作者:榎戸悦(仙台白百合学園卒業生)
設置場所:講堂内部側面
「キリストはぶどうの木1」(1996)
本学講堂のステンドグラス(“Berries”)を制作された榎戸悦さんは、1996年5号館新築にあたって、入口にぶどうの模様をアレンジしたステンドグラスを制作されました。これは新約聖書の「わたしはまことのぶどうの木…(ヨハネ福音書15章)」をテーマに作られたものです。
制作者:榎戸悦(仙台白百合学園卒業生)
設置場所:5号館3階入口
「キリストはぶどうの木2」(2003)
2001年度・2002年度短期大学卒業記念品。
制作者は、3.「キリストはぶどうの木1」と同じ榎戸悦さん。テーマも同じヨハネ福音書15章。特にこのステンドグラスには、シャルトル・ブルーといわれるガラスがふんだんに使われています。
榎戸さんによれば、
「白百合学園の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会創立の地、フランスシャルトルの大聖堂には、ステンドグラス全体が青く見えるほどの青いガラスがバックに使われています。青の色はマリア様の色、マリアの衣の色を意味します。この聖堂の青色のガラスが大変美しいことから、賞賛の意味でシャルトル・ブルーといわれました。今回は、八百年以上の歴史を持ち、フランスのみならず全ヨーロッバのガラスを作って来たフランスのサンゴバン社が誇るシャルトル・ブルーといわれたガラスを白百合学園の学生の皆様にぜひ見ていただきたい、そんな願いをこめて作りました。」
制作者:榎戸悦(仙台白百合学園卒業生)
設置場所:5号館4階西側テラス
記念館メディテーションルームのステンドグラス(2007)
制作者:榎戸悦(仙台白百合学園卒業生)
設置場所:記念館 メディテーションルーム
キャンパス整備の一環として改装された記念館のメディテーションルーム北側に2007年6月に左右一対に設置されました。
左の絵は本学の設立母体のシャルトル聖パウロ修道女会の紋章が中心に配置されています。
右の絵は小羊を抱く牧者イエスキリストとシャルトル大聖堂が描かれています
「ジャンヌダルク」(1980) / 「白百合」(1980) / 「聖母子」(1980)
制作者:三木節子(女子パウロ会シスター)
設置場所:図書館棟1~3F階段前
図書館棟落成時、制作者の三木節子さんは「ステンドグラスに寄せて」という文章のなかで制作意図を次のように述べています。
「ジャンヌダルク」(1980)
1階の「ジャンヌ・ダルク」。星は、私が好んで描くテーマです。星の意味するもの、それは、すべての人々の上にあって照らし、恵まれる御方なのです。星の光は照らし出されるものに浸み透っていきます。
影は、その人の生きる重み、愛、喜びと悲しみをそこにはじめて大地に映し出されます。主に召されて戦いにいどむ、聖なる乙女ジャンヌの万感の思いをこの紫の影にこめました。
「白百合」(1980)
2階の「白百合」は、神のご意思をまっとうしたジャンヌの清さをあらわしています。放射状の線は、神様の恵みをすべて吸収すると同時に、すべての人に受けた恵みを分かち合っていることをあらわしています。
「聖母子」(1980)
3階の「聖母子」。幼子の手にある白百合は、昇華した聖女ジャンヌ・ダルクのシンボルです。“聖母マリアと幼きイエスの手のなかで”この3枚は一つの絵物語になっています。このステンドグラスをご覧になる皆様方が、みんなこの幼児の手の中の白百合のように“神の手の中にあるしあわせ”を見出していただきたいと願っているものです。
「しらゆり」(1992)
制作者:ブラザー マルコ(イエズス会修道士)
設置場所:泉修道院玄関脇
「聖母子像」(純銅板鍛金製 1996.4.4)
制作者:井上なぎさ(湘南白百合学園卒業生)
設置場所: 5号館カフェテラス中央
聖母マリアが幼子イエスを抱いている姿は、世界中の絵画や彫刻に見られます。井上なぎささんは、1996年に開学した本学で学ぶ学生たちが、いつも聖母マリアの広く温かい心に守られ、力づけられて、穏やかな日々を送ることができるようにとの祈りを込めてくださいました。幼子イエスは、登校する学生たちを見つめています。
「聖パウロ像」(木彫 1998.4.6)
制作者:欠畑美奈子(盛岡白百合学園卒業生)
設置場所:5号館1Fラウンジ入口
白百合学園の設立母体はシャルトル聖パウロ修道女会です。
17世紀末、フランスのシャルトルで創立されたこの会の守護者は聖パウロという聖人です。最初キリスト教信者を迫害していたのですが、ある日突然キリストの呼びかけを聞いて奇跡的に回心しました(使徒言行録9章参照)。そして西暦67年頃殉教の死を遂げるまでに精力的にキリストの教えを宣べ伝え、今に至るまでその偉業は世界中で称えられています。
彫刻のパウロが右手に持っている本は書簡を、左手の剣は迫害を表しています。剣の柄が短く下に向けられているのはもはや迫害者ではないことを示しています。
「聖母子像」
制作者:典礼センター ピエタ(師イエズス修道女会)
設置場所:記念館メディテーションルーム
「聖母子像」
設置場所:1号館1F入口
「聖母子像」
設置場所:2号館3F
「マリア像」
設置場所:図書館棟「Fons Sapientiae」1F入口
「マリア像」
設置場所:3号館1F入口
「聖家族像」
設置場所:2号館1F
舟を抱えたマリア像「ステラマリス」
寄贈:仙台白百合女子大学・短期大学同窓会
設置場所:福利厚生棟「ステラマリス」入口
同窓会から大学の新校舎建設記念に寄贈されたもので、イタリアから取り寄せた船を抱えた珍しいマリア様の木像「ステラマリス」です。
「ステラマリス」とはラテン語で海の星という意味です。カトリックではマリア様をいろいろな敬称で呼びますが、これもその一つで、海を旅する舟人たちが嵐に遭い、舵取りを間違い、暗い海をさまよう時、空に一つの星の輝きを見つけて勇気に満ちて航海を続けるように、家族、友人間のもつれや青春時代の問題に悩む時、「ステラマリス」に来て友と語り合ってほしいとの願いが込められています。
「聖母子像」
設置場所:講堂入口脇
春 ~Spring~
秋 ~Autumn~
夏 ~Summer~
冬 ~Winter~