プロフィ-ル

子ども教育学科

准教授

千 凡晋
ちょん ぼんじん

専門分野

美術教育、造形教育

主な研究テーマ

小・中学校における美術科カリキュラムの日韓比較、絵による児童理解、幼児・児童対象の造形活動のプログラムの開発、長期間にわたる芸術活動の効果解明

主な担当科目

『子ども造形』、『初等教科教育法(図画工作)』、『保育内容(表現(造形))』

主な業績
  • 「小学校教員養成における図画工作科の教材・指導法の研究Ⅰ-粘土類を用いた授業実例を通して-」,
    『美術教育学研究』54号,大学美術教育学会,pp.193-200(2022)
  • 「自然環境を活かした遊びから芽生える子どもの自発的且つ自主的な造形表現・遊びの可能性-山形県天童東幼稚園での事例を通して-」,
    共著 人間発達研究センター紀要『人間の発達』第15号,pp.37~45(2021)
  • 「保育実践力の育成を目指す授業内容・方法の研究-食育と造形表現活動とを結び付けた実践を通して-」,
    人間発達研究センター紀要『人間の発達』第14号, pp.53~65(2020)
千先生からのメッセージ

良い表現とは、上手に描ける、作れることを指しておりません。自分の内面がささやく感情、頭に浮かぶ空想の世界をいかに豊かに外に表すかが大事です。表現の世界では他人との比較は要りません。自分は描けない、作れないと自分自身にかけた先入観を捨て、自己表現を恐れず、思い存分楽しんでください。何か表現したい、その気持ち!具体的につかめなくてもこういうふうに表現したい、そのアイデア!それが最優先です。私も皆さんのその気持ちと意欲を支えられるよう、全力を尽くして指導に臨みます。表現技法や材料・道具の工夫など、授業で学んだことを通して楽しく表現し、それを基に自分なりの応用に励んでください。卒業後、皆さんは様々な教育現場で支援、指導する立場になるでしょう。忘れないで下さい。教える皆さんが楽しめると教わる子ども達も楽しめます。ということで、私も皆さんとの時間を思い存分楽しみます!