プロフィ-ル
健康栄養学科
教授
佐々木 裕子
ささき ゆうこ
専門分野
公衆栄養学
主な研究テーマ
・地域における食育の普及啓発について
・市町村保健サービスの計画・評価について
・宮城県における減塩の取り組みについて
・子ども達の体型と食事の関連について
主な担当科目
『公衆栄養学Ⅰ・Ⅱ』『公衆栄養学実習』『栄養と身体活動』『学外実習』
主な業績
- コロナ禍におけるマスク着用運動の安全性:不織布マスク着用-運動が「心機能」と「身体的・心理的ストレスh値」に与える影響の評価 公衆衛生情報みやぎ 9月号No.530 41-43 2022.9
- 東日本大震災における避難所での 栄養・食問題の実際 保健の科学 第64巻 第2号 11-17 2022.3
- 運動中のマスク着用が引き起こす「身体的・心理的ストレス増強」の医学的・栄養学的評価 公衆衛生情報みやぎ 10月号No.521 26-28 2021.10
- 食生活の変遷から見た「口腔機能と栄養状態」~日本人の食事摂取基準(2020年版)から新時代を読み解く~ 恒志会会報「特集 食は今」 Vol.15 15-25 2020
- NHK きょうの健康「おいしい減塩レシピ」 NHK出版 10月号 44-45 2019.9
佐々木先生からのメッセージ
管理栄養士は、国家試験で取得する国家資格です。加えて、国家試験合格もさることながら、人と接する仕事だからこそ忘れてはならない、温かな心と豊かな人間性も求められます。このような要求にこたえるため、授業はグループ指導やディスカッションなどの実践を多くとりいれ、自ら主体的に学習できるような構成にしています。まず、自分の食についての見直しを行ない、さらには、対象者の気持ちを尊重しながら相手の食行動の変容ができるよう管理栄養士としてのコミニュケーションスキルを磨きます。
さらに、学生が学びやすい環境を考慮して、施設見学、外部からの講師をお迎えしての特別講義、先輩を迎えての懇談会なども企画しています。2016年度は特に、宮城県の長年の課題である「メタボ対策」や「減塩」、「和食の普及」に力を入れます。このような活動を通して、「仙台白百合女子大学の栄養士・管理栄養士カラー」を学生とともに、作り上げていきたいと思います。