グローバル・スタディーズ学科では、同学科1年生の希望者を対象に、アジアの文化に触れる研修旅行を実施します。

2023年度異文化体験報告

研修先 韓国 ソウル
期間・引率 2023年9月12日~9月15日(小形美樹・賈 軍)
参加学生 33名
スケジュール 【1日目】
李朝鮮王宮「景福宮」、国立民族博物館、旧大統領府「青瓦台」官邸見学
トンイン市場のお弁当カフェで80店舗を巡り自分の弁当を作る
骨董の町「仁寺洞」、大学の町「新村・弘大」観光
【2日目】
淑明女子大学訪問(現地学生との交流)
NX韓国(韓国日本通運) 企業訪問
北朝鮮国境を眺める、ヘイリ芸術村見学

2022年度異文化体験報告

研修先 福島ブリティッシュヒルズ
期間・引率 2023年2月22日~2月24日(熊谷健二・齋藤陽)
参加学生 29名
スケジュール 【1日目】入国審査、オリエンテーション、レッスン1(Survival English Intermediate)
【2日目】レッスン2(Snooker・Chess)、レッスン3(3D Pictures作成)、レッスン4(Calligraphy)、レッスン5(Music and Metaphor)
【3日目】チェックアウト、仙台へ

2021年度異文化体験報告

研修先 福島ブリティッシュヒルズ
期間・引率 ①2021年11月7日~11月9日(山田 恵)
②2021年11月17日~11月19日(セバスティアン・マスロ―)
③2022年3月16日~3月18日(セバスティアン・マスロ―)
参加学生 ①22名 ②24名 ③19名
スケジュール 【1日目】入国審査、オリエンテーション、レッスン1(Survival English)
【2日目】レッスン2(3D Pictures作成)、レッスン3(Snooker・Chess)、レッスン4(Music and Metaphor)、レッスン5(Calligraphy)
【3日目】チェックアウト、仙台へ

2020年度異文化体験報告

研修先 福島ブリティッシュヒルズ
期間・引率 ①2021年2月10日~2月12日(熊谷治子)
②2021年2月22日~2月25日(高橋早苗)
参加学生 ①22名 ②24名 ③19名
スケジュール 【1日目】入国審査、オリエンテーション、レッスン1(Survival English)
【2日目】レッスン2(3D Picture作成)、レッスン3(Snooker・Chess)、レッスン4(Music and Metaphor)、レッスン5(Calligraphy)
【3日目】チェックアウト、仙台へ

2019年度異文化体験報告

研修先 台湾
期間・引率 ①2019年9月1日~9月5日(浅野浩子)
②2019年9月2日~9月6日(賈 軍)
参加学生 ①28名 ②29名
スケジュール 【1日目】静宜大学・開南大学キャンパスツアー、台北101展望台
【2日目】忠烈祠、故宮博物院、国父記念館、松山文創園区・誠品生活松菸店
【3日目】中正記念堂、茶芸店ショッピング、西門町散策、龍山寺、九份老街散策

2018年度異文化体験報告

研修先 マレーシア
期間・引率 2019年2月25日~3月1日(大本泉、熊谷健二)
参加学生 20名
スケジュール 【1日目】
<マルチメディア大学キャンパスツアー>
現地学生によるキャンパスツアーと交流会
現地学生とチャイナタウン・オールドタウンにて自由研修 【2日目】
<クアラルンプール市内観光>
王宮、国家記念石碑、国立回教寺院、独立記念広場、スリ・マハ・マリアマン寺院、中国寺院、ペトロナス・ツインタワー
【3日目】
<マラッカ観光>
セントポール教会、セント・フランシス・ザビエル教会、ア・ファモサ、オランダ広場、ムラカ・キリスト教会、チェン・フン・テン寺院

2017年度『香港マカオ異文化体験』

 本学ではグローバル・スタディーズ学科の学生30名が必修科目「異文化体験」として、2018年3月2日~6日、4泊5日の香港マカオ研修を実施しました。
 初日と2日目は、林立する高層ビルの合間に緑の山がひょっこり現れ、近代都市でありながら自然も豊かな香港の中心街ネイザンロードをバスの車窓から眺め、地元民の信心を集める黄大仙・文武廟・天后廟など道教のお寺や歴史的建造物セント・ジョンズ英国教会を訪れました。その後、郊外リゾート地スタンレーとレパレス・ベイを散策し、香港歴史博物館でイギリス植民地時代を中心に有史以前から中国返還までの歴史、民族の生活様式や伝統的風習などを学びました。

 3日目はフェリーに乗って東西文化の交流点として栄えてきたマカオで世界遺産巡りです。ポルトガル統治の影響でヨーロッパにも似た異国情緒豊かな街並みを歩きながら、セナド広場を遠望するセントポール大聖堂、フランシスコ・ザビエルの上腕遺骨を保存するイエズス会の聖ヨセフ教会、聖ドミニコ教会、カテドラル、聖ローレンス教会など5つのカトリック教会を巡礼しました。
 4日目には、アジアが誇る香港大学で同世代の学生たちと英語で互いの文化を紹介し、若き日の夢を語り合いました。研修中は日替わりで広東料理、北京料理、潮州料理、飲茶、ポルトガル料理など多彩な食文化を堪能し、食通をうならせるグルメの国を味わうこともできました。最後の夜は急勾配を走る登山電車ピークトラムに乗って、世界三大夜景ビクトリア・ハーバーの眺めを名残惜しく目に焼き付けました。

 全行程を通して、世界有数の金融センターとして革新しつづける国際都市のエネルギー、アジアと欧米の文化の融合、多国籍・多文化の共生を体感できる充実した研修となりました。若き日の旅は成長の糧になります。この研修が参加学生にとって次のステップへの飛躍台となることを願っています。(引率教員 加藤美紀)

2016年度異文化体験研修報告

研修先 シンガポール
期間・引率 2017年2月27日~3月2日(賈 軍、山田 恵)
参加学生 グローバル・スタディーズ学科(1~3年生)22名

シンガポール市内観光と、日本通運を訪問し、現地で働いている日本人女性社員3名のお話を聞かせていただきました。海外勤務を目指す学生には刺激になったことと思います。
また、シンガポール大学を訪問し、キャンパスを見学したあと、島全体がテーマパークとなっているセントーサ島を観光し、世界最大級の水族館も見学しました。夜はクラーク・キー・ナイトツアーで、昔ながらのバムムボートで夜景を見ながらのクルーズを楽しみました。

台湾・異文化体験研修旅行について

グローバル・スタディーズ学科 高橋 泉

 2014年2月16日から20日まで、グローバル・スタディーズ学科の28名の学生と2名の引率教員の総勢30名で、旅行社のスタッフとともに、異文化体験研修を目的として、台湾を訪問しました。5日間でさまざまな体験をしましたが、そのなかでも研修スケジュールのメインとなったのは、開南大学と静宜大学の両大学訪問と両校における教職員・学生との交流でした。両校とも私たち一行を大いに歓迎してくださり、大変楽しい交流のひとときをもつことができました。
 両校のキャンパスにおいて、私たちは、仙台の伝統芸能の一つである雀踊りを披露しました。それに対して、両校の学生と教職員は踊りの輪に参加してくださり、皆笑顔で交流を深めることができました。また、餃子作りやキャンパスツアーなどを通して、学生間の交流も楽しくなごやかに盛り上がりました。大変有意義な国際交流・大学間交流の体験をすることができた5日間でした。

  • 開南大学にて

  • 静宜大学にて

2012年度『異文化体験』報告

団長 遊佐 重樹

 2013年2月15日から19日までの日程で、国際教養学科1年生対象の『異文化体験』が行われました。今回は43名の学生が参加し、初めてシンガポールで実施されました。独立からまだ半世紀にも満たないシンガポールは、政府の強力なリーダーシップのもと、目覚ましい経済発展を遂げ、アジア有数の近代国家に成長しています。
 東京23区とほぼ同じ面積の中に約500万人が暮らすシンガポールは、国民の日常生活においても細かな法律や条例が定められており、多民族をまとめるための努力を窺い知ることができました。
 現地に到着した翌日(2日目)に、マーライオン公園、マリーナベイ・サンズ、ボタニック・ガーデン等を訪れ、先ずはシンガポール全般を把握することになりました。この日の夜には、現地で同時通訳としてご活躍の谷口由美さんによる異文化体験のレクチャーを受講しました。英語は公用語の一つであるものの、様々な文化背景をもつシンガポール人を相手に日本語⇔英語の通訳をする谷口さんの大変さを知ることができました。学生達は、シンガポールの生活習慣や国際結婚に関心を示し、質疑応答では予定時間を大幅に超過しました。
 3日目午前は、「ニューウォーター」と呼ばれる最先端の水処理施設を見学しました。飲料水を隣国マレーシアからの輸入に依存していた体制から脱却するため、シンガポールは国家プロジェクトとしてこの施設を完成させました。日本企業の技術が使われているとの説明に学生達は感動し、日本の水事情の有り難さも感じたようでした。この日の午後は自由研修の時間を設け、各自が事前に調べて興味を抱いた場所で思い思いに過ごしました。
 4日目はシンガポール国立大学(NUS)の学生とのグループ行動。一日の中で3つの異なる文化を見て回る、この研修旅行のハイライトとも言えるプログラムでした。シンガポールの主な3つの文化を代表する地域(リトルインディア、チャイナタウン、アラブストリート等)を訪ね、インド、中国、マレーシアの香りがする街並をNUSの学生の案内により、肌で感じることができました。
 多文化がコンパクトに共存するシンガポールは、『異文化体験』という科目の研修地としてはまさに絶好の地でした。世界中の観光客を魅了し続けるエンターテインメント施設をはじめ、様々な理由から英語を公用語に採用したことで貿易の拠点となり、さらに様々な産業で世界の最先端をいくシンガポールの活き活きとした姿を実際に見て、学生達には将来の日本や自分の生き方を考える機会になったことと思います。
 なお、この企画には国際教養学科の卒業生で大手旅行会社に勤務する先輩が携わり、研修旅行全般をサポートしてくださいました。そのことも学生達には大きな刺激となったようです。充実した内容で、学生達は様々な収穫を得て、大変有意義な異文化体験になったことと思います。