子ども教育学科
千 凡晋准教授
- 専門分野
- 美術・造形教育
Profile
- 血液型:O型が混じったA型
- 出身地:韓国
- 趣味:ウクレレ演奏、旅行
- 子どもの頃の夢:医者、外交官
- 高校・大学時代の部活動:韓国伝統楽器研究会(当時、奚琴を演奏)
- 尊敬する人:両親
- 休日の過ごし方:たまった家事をしたり、一週間分の買い物をしたりする。日曜日はカトリック教会のミサに参加する。とりあえず、のんびり~した時間を楽しんでいる。
- 好きな音楽:K-pop、宗教曲、映画やドラマのOST
- 好きな映画:『ハリーポッター』シリーズ、『ミッション』、『いまをいきる』
- 好きなテレビ:『はじめてのおつかい』
- 好きな著名人:孫興民選手、BTS
- 好きな食べ物:コーヒーとケーキ
教えることへのやりがい
絵描きになりたく、通っていた大学を辞めて1年間浪人をし、憧れていた先生がいる学科(美術教育学科)に進学しました。教育には全く関心がなかったが、学科の特性上、教員免許を取得し、大学院にも進みました。絵描きとして生計は立てられないという親の説得でしぶしぶ小学校の教員になったが、いざ教壇に立ったら、教えることが楽しく、やりがいを感じました。個人的な都合で小学校を休職し、来日してから大学院に進学しました。日本で美術・造形教育を学んでいるうち、子どもから大人にまで美術を通して表現することの大切さ、そのための教育の重要性に気付きました。それで美術教育者への道に進むことを決心し、博士課程で専門分野の学びを深めました。絵を描くことは引退後の楽しみにしておき、今は美術・造形教育に関して培ってきたノーハウを学生らに伝え続けたいと思っています。
生涯を通して美術・造形表現を踏まえた芸術活動を楽しむことが必要であり、
そのために教育が重要である。
主な研究テーマは幼児から高齢者まで芸術活動を行うことの重要性を実践と研究で証明することです。現在、もっとも力を入れている研究テーマは芸術表現活動(造形・音楽)のプログラムの開発、SDGsと関連付けた造形活動の可能性、そして保育者養成課程における児童文化財(手作り人形劇・手作り絵本)を通した学生の学びの充実などです。
学生自らが造形活動を楽しむことが重要
主に美術・造形教育に関する専門科目を担当しています。1年次後期の「造形入門」、2年次前期の「小学校図画工作」と「子どもと造形」は実技系科目で様々な材料・道具の特性を理解し、それを用いた製作活動を体験します。2年次後期の「初等教育教科法(図画工作)」と「保育内容(表現(造形))」では子どもの造形活動を支えるための知識・技能を習得した上で、子どもを対象にした実践、教育ができるような実践力の向上を目指します。担当の授業において学生が学びを充実していくことも重要ですが、それよりもっと大切なことは皆さん自らが美術・造形表現を楽しむことです。私も担当授業にて皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。
ゼミナールの内容
2年間のゼミ活動のキーワードは教育・保育の現場との連携を通した保育実践力の向上です。3年次前期はSDGsと関連付けた造形活動を構想し、協力園で実践をします。後期は手作り人形劇の構想と製作、4年次は人形劇を近隣の教育・保育現場で公演を行う同時に、手作り絵本製作を行い、展示会を開きます。3,4年ゼミ生間の交流と学び合う連携を大事にしています。
担当科目・ゼミナールの活動内容についてyoutubeにてご紹介しています。